リアルタイム降雨強度/風向・風速
このウェブページでは,防災科学技術研究所のXバンドMPレーダの観測結果を
試験的に,リアルタイム配信(約500 mメッシュで5分毎に更新)しています.
カラースケールは降雨強度(1時間当りの降雨量)を示します.
白い影で示される領域が降雨強度の観測範囲です.
灰色の影で示す領域は強雨による電波の減衰により降雨強度の推定が
できない領域です.
矢羽根は高度1 kmにおける風向(旗や棒のついている方向が風上側です)と風速
(短棒: 毎秒1 m,長棒: 毎秒2 m,旗: 毎秒10 m)
を示します.赤丸はX-NET参画機関のレーダの位置を示します.
地図情報には「国土数値情報(行政界・海岸線)国土交通省」を使用しています.
観測範囲外や降雨強度の推定ができない領域にも降水がある
場合があります.風向・風速は降水のあるところしか観測できません.
そのため,矢羽根で示されていない領域にも強風がある場合があります.
MPレーダによる降雨強度
Xバンド(波長3 cm)のマルチパラメータ(MP)レーダは水平・垂直の二種類の
偏波を同時に送受信することにより,在来型の気象レーダよりも精度よく
降雨強度を推定することのできるレーダです.
(詳しくは
Xバンドマルチパラメータレーダ
をご覧ください.)
しかし,非常に強い強雨により位相情報の検出ができないほどの
降雨減衰を受け,降雨強度の推定ができない場合が希にあります
(上図の灰色で示される領域).
この降雨強度の推定ができない領域は,複数台からなるMPレーダの
ネットワークを構築し,同じ降水を別の方角から同時観測することにより
解消されます.
ご利用にあたっての留意事項
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観測結果は5分毎に更新されます.最新の情報を見るためには
ブラウザの更新ボタンを押してください.
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観測範囲外や降雨強度の推定ができない領域にも降水がある
場合があります.また,風向・風速は降水のあるところしか観測できません.
そのため,矢羽根で示されていない領域にも強風がある場合があります.
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気象庁では激しい雨のおそれがあるときに,大雨注意報や
大雨警報等を発表して注意や警戒を喚起します.
気象庁発表の注意報・警報にもご注意ください.
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レーダの点検,通信障害等の理由により本ウェブページの更新を
停止する事がありますので,あらかじめご了承ください.
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本ウェブページの情報に依拠して行った活動により,万一,不利益や損害
等が生じた場合でも,その責任は負いかねますので,あらかじめご了承ください.
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本ウェブページの画像などを無断転用することを禁止します.
国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
(c) 2008- National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience